любезно преоставлено Ольгой Сумароковой
Akita International Haiku Network “We all try our best / in our busy, busy lives / to write poetry.”『詩の国秋田』 第4号 日露俳句コンテスト結果(1) 2012/10/04 年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、10月4日、5日の両日「日露俳句コンテスト」の結果を掲載します。今回は「露月山人国際賞」、「日航財団賞」、「秋田県知事賞」、「秋田市長賞」、「秋田市教育委員会教育長賞」の授賞句を発表します。日露俳句コンテスト露月山人国際賞Сибирская зимаНакрыла белой скатертью заливВдали – крошки-рыбакиСУМАРОКОВА Ольга SUMAROKOVA Olga スマロコヴァ オリガシベリアの冬白いテーブルクロスで湾を覆う遠くに点々と釣師(日本・ウラジオストク協会副会長鈴木修訳)シベリアの冬白布で湾を隠したあめ玉好きの釣師 (蛭田秀法・イメージ訳)Siberian winterServed the white table cloth over gulfThe fishermen like drops on it副賞:*「詩の国秋田」にご招待*秋田市・ウラジオストク市姉妹都市締結20周年記念として秋田市民有志のグループ(辻晋代表)が醸造した地ビール「あくらビール」を贈呈日航財団賞 海近し夏の潮の香肌でかぐ 秋田工業高等専門学校白鳥翔Приближаюсь к берегуЗапах летнего моряОщущаю на своей кожеthe sea approaching the smell of summer tideI take on my skinОтражение мираВ голубой бесконечностиМанит душуノボシビルスク国立教育大学Белоусова Анжела ベロウーソワ・アンジェラ 世界の映像青い海の無限に心を招くThe reflection of the world // in this blue infinity// soappealing to my heart…副賞:日航財団から贈呈(漆の写真立て・地球歳時記・クリアファイル)秋田県知事賞荒海のそのふところの桜貝秋田市山田恵子Бурное мореВ этой гущеРозовые ракушкиin the turbulent seathere inside livespink bivalve У моряМалыш подставляет волнеЛадошкуГранкин Николай ВладимировичGrankin Nikolayグランキン ニコライ海はここぼうやは波のほうに手を向くthe sea is herea baby is there in the waveswaving his hands副賞:日航財団から贈呈(地球歳時記・クリアファイル)秋田市長賞アスファルト逃げ水を追う海の道 秋田工業高等専門学校 木村有希АсфальтСледует за убегающей водойДорога к морю asphalt follows the road mirage –sea roadДалёкое моретихо рокочет на ухо – витая ракушка.АДЫЕВА Дарья ВладимировнаADYEVA Dariaアディエワ ダリア遠い海 静かな波の音 巻貝にDistant Sea – quiet sound of the wave (in the ear) – spiral shell.副賞:日航財団から贈呈(地球歳時記・クリアファイル)秋田市教育委員会教育長賞潮風が味を濃くする海の家 秋田県立角館高等学校 白石孔大Соль морского бризаСильнее чувствуетсяВ домике у моряsalt breezegives strong seasoning –beach housesМаяк на холмезазывает обратно:«Возвращайтесь на берег»Priority Center (English courses)Бородина ЕвгенияBorodina Eugeniaボロディナ ユージニア丘の灯台岸辺へ帰ろと誘ってるLighthouse on the hillbeckoning back:“Come back to the shore”Ехать на мореУже расхотелось мне.Как я поправилась за зиму!ДВФУ, ШРМИ, 4 курс, специальность «международные отношения»Фамилия ВераValieva Veraヴァリエヴァ ヴェラもう海へ行きたくはない。冬、太ったわ~Going to the seaside – I don’t want it anymore.I’ve put on weight in winter…副賞:日航財団から贈呈(地球歳時記・クリアファイル)The next posting ‘『詩の国秋田』第4号「日露俳句コンテスト」結果(2)’ appears on October 5.―蛭田 秀法(Hidenori Hiruta)Posted in Haiku, Poetry | Tagged あくらビール, 鈴木修, 蛭田秀法, 詩の国秋田, 辻晋, 地球歳時記, 日航財団, 日露俳句コンテスト, 日本・ウラジオストク協会 | Leave a Comment » 『詩の国秋田』にちなんで (2) -有馬朗人先生との出会い- 2012/08/24 平成21(2009)年6月、『詩の国秋田』発刊に対して国際俳句交流協会会長の有馬朗人先生から「お祝いのことば」をお願いできればと思った。事務局長の村岡弘氏からご高配を賜り、次のようなページが誕生した。 平成21年年11月28日、東京で国際俳句交流協会創立二十周年記念シンポジウムが「世界の俳句・ハイク-現状と未来」というテーマで開催された。イギリス、ドイツ、アメリカ、クロアチア、そして日本のパネリストの皆様の俳句が紹介され、日本の代表である有馬先生の俳句は次のような句であった。失ひしものを探しに冬帽子looking forsomething lost ― wearing a winter cap有馬先生は最後に次のように予言されたのが印象的であった。「俳句はその短さと自然との共生という基盤によって今後も世界に向かって広がって行くだろう。短い俳句の形式に興味を抱き、3行詩を楽しむ若者が世界中に出てきている。インターネットの出現でネット上で俳句を分かち合うことが多くなるだろう。そして、ネット上で万国俳句大会やコンテストが開催されるだろう」と。懇親会で有馬先生にご挨拶する機会があった。『詩の国秋田』への玉稿についてお礼を申し上げたところ、中嶋嶺雄先生にくれぐれも「よろしく」とおっしゃられました。平成23(2011) 年9月25日、秋田を出発しロシア連邦ウラジオストク市に向かった。俳句を通じた文化交流を行うためであった。東方学校で俳句レッスン、極東連邦大学で俳句ワークショップ、ウラジオストク日本センターでは「俳句と茶道」についての講演を行った。日本センターと極東連邦大学東洋学大学日本学部を表敬訪問。大石莊平所長とシュネルコ・アレクサンダー日本学部長にお会いし、有馬先生からのメッセージをお伝えし、国際俳句交流協会の機関誌「HI」No.95、No.96を贈呈。日本語と英語によるHIA (Haiku International Association)への入会案内を紹介しながら、俳句の広がりを期待した。文化交流についての記事は、国際俳句交流協会のホームページの会員の活動報告の中で「ウラジオストクでの俳句紹介」というタイトルで紹介されている。「日本語版」:http://www.haiku-hia.com/report_jp.html「英語版」:http://www.haiku-hia.com/hyoron_en_ru.htmlHIA実行委員の藤本はな様と日航財団の浜崎明美様からご指導ご協力を賜り、実践することができた。平成23 年11月27日HIA第13回俳句大会で有馬先生にお会いし、ウラジオストクでの俳句を通じた文化交流についてご報告。先生は「文化交流の大事さ」について強調され、次年度における「日露俳句コンテスト」の開催を大変お喜びになられた。写真中央 有馬朗人先生、左側 和田仁氏(秋田県国際俳句協会会長)、右側 筆者平成24(2012)年5月8、9日の両日、駐日スウェ-デン大使館で俳句セミナーが開催された。8日のセミナー終了後、有馬先生とお話する機会があり、小生の句についておほめの言葉を頂戴した。驚いたことに、その句が天為俳句会で編集発行している「天為六月号」で[主宰選句]十人十色で巻頭句として掲げられ、次のようなコメントをいただいた。平成24年8月1日発行の「天為八月号」では、天為集巻頭作家(六月号)として、次のように紹介された。最後になりますが、有馬朗人先生との出会いに感謝しながら、「禅」の視点と洞察から句作を楽しみたいと思っております。The next posting ‘『詩の国秋田』にちなんで(3)-日露俳句コンテストお題「海」-’ appears on August 26.―蛭田 秀法(Hidenori Hiruta) Posted in Haiku, Poetry | Tagged Akito Arima, Arima Akito, 秋田県国際俳句協会 和田仁, 藤本はな, 蛭田秀法, Hidenori Hiruta, HIA実行委員 藤本はな, 国際教養大学 中嶋嶺雄, 国際俳句交流協会 有馬朗人, 天為, 日航財団, 村岡弘, 浜崎明美 | Leave a Comment » 日露俳句コンテスト・日露俳句大会概要 2012/07/01 平成24年度日露俳句コンテストおよび日露俳句大会概要1 日露俳句コンテスト日 時 5月5日(土)~25日(金)主 催 秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク共 催 日航財団後 援 秋田県 国際教養大学 秋田県教育委員会秋田県芸術文化協会 秋田県国際交流協会 秋田市 秋田市教育委員会 秋田魁新報社 天為秋田支部秋田ロシア語友の会 秋田ウラジオ会 国際俳句交流協会 ウラジオストク日本センター 極東連邦大学 与謝野晶子記念文学会 共同通信社ウラジオストク支局 テ ー マ 海(Umi)応募資格 日本国内又はロシア国内に居住する日本国籍又はロシア国籍を有する方。年齢は問いません。俳句形式 俳句は母語で書く。表 彰 最優秀賞(露月山人国際賞)を応募作品から一句選出し、9月に予定されている日露俳句大会(秋田大会は9月22日、ウラジオストク大会は9月29日に開催)の場で表彰するとともに、副賞として、ロシアからの応募者の場合は詩の国秋田に招待、日本からの応募者の場合はAPECの開催地ウラジオストクに招待します。また、日航財団賞、優秀賞(秋田県知事賞・秋田市長賞・秋田市教育委員会教育長賞)を応募作品からそれぞれ一句選出し、俳句文化の学習の奨励のために贈呈します。各賞の受賞者には、日航財団から副賞として記念品(地球歳時記)が贈呈されます。2 応募状況 応募数は日本から一般32句、学生74句、高校生264句、ロシアからは学生14句、一般44句、計428句であった。日本側は学生や高校生の投句が多く、俳句を通じて日露の明るい未来をを築こうとする若い人たちの意欲が感じられた。一方、ロシア側はウラジオストクだけでなく、モスクワ、サンクトペテルブルク、サハリンなど、ロシア全土からの応募があった。俳句がロシア全土に広がり、楽しい文化交流が市民レベルで活発になることが期待される。3 結果の発表 9月22日(土)秋田市で、9月29日(土)ウラジオストク市で日露俳句大会が開催されることになりました。結果、各賞の受賞者の発表は表彰式をかねて当日発表されることになりました。ただし、「露月山人国際賞」「日航財団賞」などの各受賞者には前もってお知らせいたします。 さらに、選考委員の方々から、それぞれ「高校生」「学生」「一般」の部門毎に、特選1句、入選10句を選出していただきました。結果は、9月1日からシリーズで日本語、ロシア語、そして英語で当HPに掲載いたします。4 日露俳句大会 趣旨平成23年9月末、ウラジオストク市で俳句を通じた文化交流を行った。東方学校で俳句レッスン、極東連邦大学で俳句ワークショップ、ウラジオストク日本センターでは俳句の講演を行った。交流は反響を呼び、俳句熱が一気に高まり、結果として、本年5月に日露俳句コンテストを開催。9月に秋田・ウラジオストクの両市で日露俳句大会を開催することになった。本年は石井露月生誕140年に当たる年であることから、露月の偉業を記念すると共に、本大会を通じて秋田県とロシア沿海地方の文化交流を促進し、合わせて日本とロシアの友好親善を深めたいと考えている。俳句大会が秋田、ウラジオストクの両市で開催されることにより、文化交流の基盤が確固としたものになると信じている。(1)秋田大会日 時 9月22日(土)午後1時30分~午後4時30分会 場 ジョイナス 大研修室(秋田市千秋明徳町2-52)日 程 日露俳句コンテスト結果発表 表彰式 講評記念講演 詩歌朗詠 ロシア民謡の紹介 吟行 俳句発表会(2)ウラジオストク大会日 時 9月29日(土)午後1時30分~午後4時会 場 ウラジオストク日本センター(ウラジオストク市オケアンスキー通り37番地 3階)日 程 日露俳句コンテスト結果発表 表彰式 講評記念講演 詩歌朗詠 俳句会5 お問い合わせ先秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク事務局shhiruta@nifty.com 照会はメールでのみ受け付けております。― 蛭田秀法(秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク) Posted in Haiku, Poetry | Tagged ウラジオストク日本センター, 石井露月, HIA, JAL Foundation, 国際俳句交流協会 有馬朗人, 日航財団, 日露俳句コンテスト, 日露俳句大会 | Leave a Comment » 17th International “Kusamakura” Haiku Competition in Kumamoto (1) 2012/06/16 平成24年6月吉日に「草枕」国際俳句大会実行委員会会長岩岡中正氏から第17回「草枕」国際俳句大会作品募集要項をご送付いただきました。多くの皆様に広報いただきたいということでしたので、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークのHP上で掲載いたします。また、平成23年11月に第16回「草枕」国際俳句大会外国語部門の各入賞作品をご送付いただきましたので、今回、当HP上で2回に渡ってご紹介いたします。17th International “Kusamakura” Haiku Competition in Kumamoto Awards ceremonyPrizes will be awarded at the Kumamoto City Municipal Gymnasium and Youth Center on November 17, 2012Application guidelinesEntries must be submitted by mail or via the homepage. Each applicant can enter up to two haiku poems. Entries via the homepage are only possible in English. Please include: name, current address, gender, e-mail address, and phone number KUSAMAKURA HAIKU COMPETITION : RULES FOR SUBMISSIONSAll submissions to the Kusamakura Haiku Competition must be original to the author and cannot have been previously published. Haiku submissions to the Kusamakura Haiku Competition cannot be sent to any other publications for consideration, including online publications, and they cannot appear in any published form, including print magazines and journals, online forums, blogs, personal websites, etc., until after the completion of the Kusamakura Haiku Competition Awards Ceremony.※ Publications will only be sent to winning individuals. Winning haikus will be displayed on our homepage.Application guidelines more・・・16th prize-winning haiku (Part 2)西川盛雄選(Selected by Dr. Morio Nishikawa) 入選(10人)Nyusen(Third Prize) Helen Buckingham (UK) ヘレン バッキングハム (イギリス)an owl hoots 梟が.. . the night plays dead ホーホーと鳴いて夜は死んだふりAna Dabac (Croatia) アナ ダバチ (クロアチア)Whispers of the dawn 夜明けの囁きPearls overflows the cobwebs 真珠の雨滴が蜘蛛の巣に溢れShimmering sunlight 光の珠と輝くElaine Riddell (New Zealand) エレン リダル (ニュージーランド)storm threatens 嵐がthe islands disappear 島々を襲って一つづつone by one 消えてゆく島Owen Bullock (New Zealand) オーウェン ブロック(ニュージーランド)a green balloon 緑の風船がfloats east 東に向かってリフィー川 をdown the Liffey 流れていくErnest J. Berry (New Zealand) アーネスト J. ベリー (ニュージーランド)autumn mist 水彩画の中の小舟his water-color boat 秋霞に浮いたままfloats away その姿が消えていくLjiljana Mitrovic (Serbia) リリアナ ミトロビッチ (セルビア)NOSILA SAM BEBU 私はチェルノブイリの時にU VREME CERNOBILJA, 子どもを負ぶっていたNOSIM JE I SAD 今もその子を負ぶっているSlavica Grguric Pajnic (Croatia) スラビッカ グルーリック パジェニック (クロアチア)a white lotus 白蓮がenlightening the night 静かな湖面でabove a still lake 夜を照らすStephen A. Peters (USA) スティーブン A. ピーターズ (アメリカ)the warmth of sunlight 日差しのあたたかさour shadows meet 二人の影が出会うin the middle of the path 道の真中Bruce H. Feingold (USA) ブルース H. ファインゴールド (アメリカ)in a field 勿忘草の野っ原でof forget-me-nots 子どもたちがchildren fly kites 凧揚げしているよBruce H. Feingold (USA) ブルース H. ファインゴールド (アメリカ)neighbors chat 隣人のover the fence - 垣根越しのおしゃべり ― ―scarlet dragonfly 赤とんぼの居て秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク会員一同、多くの皆様のご参加を祈念いたします。The next posting ‘17th International “Kusamakura” Haiku Competition in Kumamoto’ (2) appears on June 23.― Hidenori HirutaPosted in Haiga, Haiku, Poetry | Tagged 第17回「草枕」国際俳句大会, Dr. Morio Nichikawa, 西川盛雄, Kusamakura International Competition, 国際俳句交流協会 有馬朗人, 夏目漱石顕彰 「草枕」国際俳句大会, 日航財団 | 1 Comment » 第17回 「草枕」 国際俳句大会:作品募集要項 2012/06/09 平成24年6月吉日に「草枕」国際俳句大会実行委員会会長岩岡中正氏から第17回「草枕」国際俳句大会作品募集要項をご送付いただきました。多くの皆様に広報いただきたいということでしたので、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークのHP上で掲載いたします。また、平成23年11月に第16回「草枕」国際俳句大会外国語部門の各入賞作品をご送付いただきましたので、今回、当HP上で2回に渡ってご紹介いたします。第17回「草枕」国際俳句大会のご案内■日時:平成24年11月17日 午後1時~午後4時30分 ■会場:熊本市総合体育館・青年会館(入場無料)■内容:当日投句、講演会、俳句の部・俳画の部の表彰、講評・質疑などを行います。「草枕」国際俳句大会のご案内(詳細)はこちら第17回 大会の作品を募集しています。俳句の部(一般部門、ジュニア部門、外国語部門)と、俳画の部で作品を受け付けています。第17回「草枕」国際俳句大会 俳句・俳画作品募集はこちら※ 大会プログラム・入賞作品集およびホームページには、入賞作品・作者氏名・住所等(一般・俳画・当日部門は市町村名、ジュニア部門は学校名と学年)を掲載します。また、入賞作品は次回大会の俳画のテーマやPR等に使用させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。16th prize-winning haiku「草枕」大賞(1人)Kusamakura Taishou(Grand Prize)George Swede (Canada) ジョージ スウィード (カナダ)no-go zone ここからは立入禁止 the twinkle of stars 請戸川に in the Ukedo River 星がまたたいて 講評(comment) Human and eternal spheres intersect in a traditional form, a river reflecting stars — the tragedy of the Fukushima Reactor plant is fresh in our minds in this haiku of social consciousness (shakaisei), indicated by “no-go zone.” The first line orients readers to those news photos of red circles around a bull’s-eye target, graphically symbolizing various zones of suffering and catastrophe. While there may be irony in the seemingly impassive “twinkle” of stars, on the other hand there exists a connection to an ancestral knowing, eternal time — the deep and abiding cultural resources of the haiku form itself a form of cultural capital: this too shall pass. この作品では人間世界と宇宙の永遠の世界が川に映る星影という昔ながらの言い方の中で交差している。ここで「立入禁止」で示される福島原発の悲劇を詠う作品は社会詠のハイクとして新鮮である。まず一行目で読者はニュース写真で出てくるようなその向うは苦悩と破局の立入禁止区域を示す赤い丸印の場面を思いだす。そして見かけは無表情の星の「またたき」といったアイロニー的な表現ではあるが、他方で祖先からの知恵や永遠の時間への繋がりを存続させている。この繋がりとは奥が深く変わることのない文化遺産であるハイク形式そのものなのである。地下水都市・熊本賞(1人)Chikasuitoshi・Kumamoto Shou(Kumamoto ‘City of Artesian Waters’ Haiku Award)John Parsons (UK) ジョン パーソンズ (イギリス)ear shaped shell 耳形の貝殻を a small child holds out 子どもが差し出す to the sea 海に向かって西川盛雄選 (Selected by Dr. Morio Nishikawa)特選(4人) Tokusen(Second Prize)Romano Zeraschi (Italy) ロマノ セラシ (イタリア)Dawn 夜明けraising ax… 振り上げた斧の音―echo up the valley 渓谷に響き渡ってGiovanni Monte (Italy) ジョバンニ モンテ (イタリア)I fiori di colze e i quartieri sinistraticontinuano la strada.菜の花や被災区域へ続く道Stephen W. Leslie (USA) スティーブン W.レスリー (アメリカ)Her far away look 遠くを見つめる彼女の眼差しTire swing on a nearby tree 近くの木にはタイヤのブランコThe missing children 子どもたちがいなくなってEve Luckring (USA) イブ ラックリング (アメリカ)moonrise burying 月の出に 夕焼けの残り火がthe embers 消えて行くリチャード・ギルバート選 (Selected by Dr. Richard Gilbert)特選(4人) Tokusen(Second Prize) Dietmar Tauchner (Austria) ディットマー タオフニャー (オーストリア)all alone ぽつねんとwith his smile 微笑んで佇つstone buddha 石仏のin the nuclear zone 放射能ゾーンBeverley George (Austria) ベブリー ジョージ (オーストラリア)tsunami dreams- 津波の夢―grass pillows for the homeless 宿無き者の草枕on Basho’s Narrow road 芭蕉の「奥の細道」によせてMichele L. Harvey (USA) ミッシェル L. ハービー (アメリカ)incoming tide… 押し寄せて来る潮―their tears 彼の人々の涙がjoin mine 私の涙となってVolker Friebel (Germany) フォルキア フリーベル (ドイツ)Thunderstorm. 激しい雷雨In the streams opened 川の流れのさ中eyes. 目を見開いて秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク会員一同、多くの皆様のご参加を祈念いたします。The next posting ‘17th International “Kusamakura” Haiku Competition inKumamoto’ appears on June 16.― Hidenori Hiruta (Member of HIA)Posted in Haiga, Haiku, Poetry | Tagged 第17回「草枕」国際俳句大会, 国際俳句交流協会 有馬朗人, 夏目漱石顕彰 「草枕」国際俳句大会, 日航財団 | Leave a Comment » Haiku by World Children : Impressions of School (がっこうのうた) 2012/05/26 Firstly, let me tell you about Japan – Russia Haiku Contest(日露俳句コンテスト)organized by the Akita International Haiku Network.The submission period ended yesterday, May 25.A lot of haiku on the theme “the sea” were written and submitted by students and poets overseas as well as in Japan.We are very grateful to them for their submission.We are also pleased to have haiku submitted not only from Vladiovostok, Primorsky Krai, Sakhalin, Magadan, Birobidzhan, Novosibirsk, Ufa, Blagoveshensk, Sverdlovsk, Perm, Chuvashiya, Moscow, Moscow region, Kaluga, Krasnodar, Saint-Petersburg, Tihvin, but also from Tatarstan, Ukraine,Taiwan, and Sweden.In particular, we are deeply moved that a poet in Ukraine wrote and contributed haiku and tanka to us in celebration of the opening of Japan – Russia Haiku Contest.Secondly, all of the submitted haiku seem to be so good and nice that judges will have much difficulty in selecting prize-winning haiku.All of them appear in this website in September, with no names of the writers, but with the names of the areas submitted from.The results are announced at Haiku Meet held on September 22 in Akita City、Japan and at the other Haiku Meet held on September 29 in Vladivostok City,